早くも監督デビューを果たした磯村勇斗

俳優の磯村勇斗、女優の井桁弘恵が7日、都内で行われた「Cinema Festival 品川国際映画祭」オープニングセレモニーに出席したことを、各メディアが報じた。

2年ぶりの開催となる今年は、7日~12日の期間にオンラインで開催。映画祭では磯村が初監督を務めたSF短編映画「機械仕掛けの君」が上映。中学時代から監督業を目指していたという磯村は、「もともとSFが好きで、人工知能の発達に興味を持っていた。コロナ禍で見えた社会の闇を作品の中に入れていきたいと思った」と説明した。

磯村は次回監督作にも意欲的で、「次はゾンビ映画じゃないですかね。好きなので」と笑顔。井桁に「ゾンビ、お好きですか?」と聞くと、井桁は「もうちょっと制服を着たいという欲があるので、キラキラな青春映画を撮っていただきたい」とリクエスト。磯村は「じゃあ『キラキラ青春ゾンビ映画』でいいですか?」と提案。笑いを誘った。

「以前は、俳優が監督業に挑戦するのはかなりハードルが高かった。しかし、最近は短編でもいいからと監督業に挑戦する役者陣が増えたこともあり、磯村は早くも監督デビュー。中学時代からの目標がかなった」(映画業界関係者)

磯村は昨年公開された出演映画「ヤクザと家族 The Family」と「劇場版 きのう何食べた?」で「第45回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞し、11日に都内で行われる授賞式に出席。

4月スタートの上野樹里主演のTBS系ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」では上野演じる主人公の幼なじみ役を演じるだけに、さらに顔と名前を売ることになりそうだ。

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