岡山国際サーキットでシェイドレーシングGR86 GTがシェイクダウン。トラブルなく快調に終える

 3月8日、岡山県の岡山国際サーキットで、2022年からスーパーGT GT300クラスに参戦するSHADE RACINGのニューマシン、シェイドレーシングGR86 GTがシェイクダウンを行った。テストはノートラブルで、49周をこなした。

 スーパー耐久で活躍し、2022年からさらにスーパーGTへの挑戦も果たすSHADE RACINGは、1月の東京オートサロン2022で平中克幸/清水英志郎のドライバーラインアップを発表。その後も続々と体制が決まり、ついに3月8日、岡山国際サーキットでシェイドレーシングGR86 GTのシェイクダウンまでこぎつけた。

『音、風、光』をイメージした新たなカラーリングをまとい走行を開始したシェイドレーシングGR86 GTは、公式テストを前に無事に49周を走破。チームも明るい表情に包まれた。

「今日、無事にシェイクダウンを終えました。僕にとってはひさしぶりのGT300規定車両になります。今まで乗ってきたGT3車両とは違うところがありましたが、かなり感触は良かったです。今までできなかったセッティングなど、いろいろできることがたくさんありますので、そのあたりをテストで合わせていきたいと思っています」と平中も手ごたえを得た様子。

「今週末の岡山公式テスト、そして再来週の富士公式テストを経て、開幕戦には完璧な状態で迎えられたらと思います。今シーズン20号車シェイドレーシングのご声援よろしくお願いします」

 また、今季スーパーGTデビューとなる清水も「自分にとってスーパーGTマシン初走行となるシェイクダウンを無事に終えました。今日はチェック走行でしたが、明日、そして週末の岡山公式テストと、練習する時間がたくさんあるので、これから速く走れるようにじっくり練習をしていきます」と語った。

「シリーズを通して上位争いができるように、平中選手とともに一年間精一杯頑張りますので、ご声援よろしくお願いします」

 同じGR86 GTの1号機となるapr GR86 GTも、ここまで順調に走行を進めている。2022年期待のニューマシンであるGR86 GTがどんな活躍をみせてくれるか、非常に楽しみなところだろう。

岡山でシェイクダウンされたシェイドレーシングGR86 GT
岡山でシェイクダウンされたシェイドレーシングGR86 GTに乗り込む平中克幸
岡山でシェイクダウンされたシェイドレーシングGR86 GT
岡山でシェイクダウンされたシェイドレーシングGR86 GT
岡山でシェイクダウンされたシェイドレーシングGR86 GTに乗り込む平中克幸
岡山でシェイクダウンされたシェイドレーシングGR86 GT

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