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コミッショナー「スタッフ支援に引き続き尽力します」
労使交渉の決裂により開幕が延期されたメジャーリーグで、MLB機構がキャンプ地スタッフらへの支援に乗り出す。機構は、キャンプ地の球場施設などに勤務する従業員のために100万ドル(約1億1600万円)の基金を立ち上げたと発表した。MLB公式サイトが伝えた。
機構側と選手会の新労使協定を巡る交渉が妥結せず、まだ春季キャンプが始まらないメジャーリーグ。オープン戦開始も3月18日(日本時間19日)までの延期が現状で決まっている。こうした状況を受け、今月4日(同5日)に基金を創設した選手会に続き、機構側もスタッフ支援のために腰を上げた。
ロブ・マンフレッドコミッショナーは「球界は困難な時に直面しています。スプリングトレーニングのために動いてくれる方々も影響を受けています。彼らには何の落ち度もありません。MLB機構と球団は、最も(キャンプ延期などの)影響を受けやすいスタッフを支援することに引き続き尽力します」と声明を発表している。(Full-Count編集部)