入国前オンライン手続き「ファストトラック」、成田空港でも運用開始 全5空港に展開

厚生労働省は、入国前オンライン手続き「ファストトラック」の運用を、成田国際空港でも3月9日から開始した。

3月1日から試行導入している、東京/羽田・名古屋/中部・大阪/関西・福岡を合わせた5空港から入国する人が、空港検疫で実施している手続きの一部を、入国者健康居所確認アプリ「MySOS」を通じて、日本入国前に済ませることができるサービスで、搭乗16時間前までに済ませることで、入国時の検疫手続きが簡素化される。

入国前に実施が可能なのは、質問票と誓約書の記入、ワクチン接種証明書と出国前72時間以内の検査証明書の有効性の確認。利用には「MySOS」のインストールとログインが必要となる。

手続きの結果、全ての内容の確認が完了すると緑、検査証明書を空港で提示する場合は黄色、内容に不備がある場合は赤色の画面が表示される。入国時には画面を見せることで、手続きが完了する。

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