<PR>新潟市のワイナリーリゾート「カーブドッチ」にある温泉施設のヴィネスパが、リニューアルオープン、1日中滞在できる拠点に

厳選された約4,000冊本に囲まれてくつろげる「ブックラウンジ」が新たに設置された

新潟市のワイナリーリゾート「カーブドッチ」にある温泉施設のヴィネスパが3月1日、リニューアルオープンした。外壁や中庭のリニューアル、照明・家具(創作家具)の一新などに加え、厳選された約4,000冊本に囲まれてくつろげる「ブックラウンジ」が新たに設置された。「心と体に加えて、知的な刺激も受けてほしいと設置しました」と掛川千恵子代表取締役は話す。そのブックラウンジは、温泉の入館者でなくてもワンドリンク付き1,000円の入館料で利用ができ、時間制限はなく、1日中、ソファで本を読んだりして過ごすことができる。営業時間は、スパには珍しい朝7時から22時までとなっている(木曜日は10時から22時)。

また、コワーキングスペースもあり、時事問題などの書籍を読んだり、中庭を眺めながらデスクで仕事をしたりすることができる(Wi-Fiも備わっている)。

当日に限り再入館も可能で、隣接するカーブドッチワイナリーや、近くにある角田山のトレッキング、角田浜、マウンテンバイク・フィールド「角田浜トレイル」などを楽しむ拠点としても活用できる。「モーニングを食べた後にトレッキングにでかけ、その後、ヴィネスパに戻り休憩するということもできます」(同)。

さらに、館内にある宿泊施設では、近く、宿泊料金を安価に設定し中・長期滞在にも適した「ワーケーションプラン」などの提供を開始する予定だ。

こうしたリニューアルや新プランなどで、県内外からのさらなる利用拡大を図っていく。なおマイカーなどがない来館者などのために、新潟駅とカーブドッチを結ぶシャトルバスを運行している。

コワーキングスペース

【写真】コワーキングスペースには、本棚の中にもソファもある

4,000冊の本と出会えるブックラウンジ

館内には、至る所に書棚が配置され、 約4,000冊の本が収められている。 本は新刊で販売されているものだが、自由に手に取り、リゾートの雰囲気が漂う館内で併設のカフェでワインやコーヒーを片手に1日中読むことができる。もちろん気に入った本は購入もできる。

ブックディレクション(書籍の選定)は有限会社BACHの幅允孝さんによるもので、 カーブドッチらしい10の選書テーマごとに並べられている。また一目でどんな本があるのかわかるように、また手に取りやすいように、本の並べ方も工夫している。

10のテーマは「食べて、 飲む」「動物が好き」「からだを整える」「こころを整える」「自然のうつろい」「芸術を見つめる」「世界を旅する」「こどもの心」「私だけのこだわり」「世の中どうなる」。

例えば絵本について、紹介すると子供向けに揃えたわけではないそうだ。「実はここは6歳以下の子どもは入れず、大人のための場所です。私たち大人が子どものころに読んで、ずっと思い出に残っているロングセラーの絵本を揃えています。大人も忘れていない子どもの心を、子どもにプレゼントしてほしいとこのコーナーを設けました」と掛川代表取締役は話していた。

また先述のコワーキングスペースには、「世の中どうなる」をテーマにした書棚が配置されていて、教養本などに加え、新型コロナウイルスなど最新の話題を扱った本が並んでいる。

【写真】「世の中どうなる」をテーマにした書棚

なお、ブックラウンジが設置されている日帰り温泉は全国で初めてという。「オープン以来、カーブドッチのテーマは滞在で、できるだけ長く滞在していただきたいと考えています。そうした中、『滞在するときに本があるとよい』ということが閃き、ブックラウンジの設置を決めた。(時間貸しのスタイルが多いなか、)時間制限もありません。温泉利用者だけでなく、ワイナリーを訪れるすべてのお客様の滞在拠点として利用していただきたい」(同)と話していた。

本は、カーブドッチらしい10の選書テーマごとに並べられている

非日常を楽しめる空間

館内デザインは SUPPOSE DESIGN OFFICE株式会社の吉田愛さんが監修を担当し、日常から離れて心地よい時間を過ごすための空間にした。中庭のデッキテラス、木漏れ日がさしこむ席、 雛壇状のソファ席などのほか、寝そべることのできるソファがある。加えて、本棚の中にもソファがあり、文字通り本に囲まれながらゆっくりと読書をすることもできる。

【写真】ソファに横になりながら読書などをすることもできる

さらに館内には、温泉大浴場はもちろん、ワインの試飲コーナー(有料)、レストラン、カフェ、ショップ、美容室、エステ、展示スペース、中庭などもある。中庭では、噴水を眺めながら体にフィットする形状に変化するソファに腰を落ち着けながら、読書することも可能だ。また、ハムやソーセージなどを調理する器具もあり、ここで、店内で購入したハム・ソーセージを味わうこともできる。

カフェでは、カーブドッチのワインやビール、自家焙煎のコーヒーなどのドリンクに加え、ピザトースト、オードブル、スイーツなど様々なフードメニューも取り揃えている。

なお夜には建物がライトアップされ、昼間とは異なる趣きの幻想的な世界へと変わる。

中庭(写真左)

ワインの試飲コーナー

【写真】中庭では、噴水を眺めながら体にフィットする形状に変化するソファに腰を落ち着けながら、読書することも可能だ

◎カーブドッチワイナリー概要

1992年設立。 敷地内にはワイナリー、 温泉施設、 レストラン、 カフェ、 マルシェ、 AVEDA Salon&Spa、 宿泊施設などがあるほか、周辺にはカーブドッチ出身者が開いたワイナリー施設が点在し、ワイナリーリゾートとして県内外から多くのお客様が訪れている。また新潟の風土を表したワイン作りを行っており「アルバリーニョ」「どうぶつシリーズ」「ファンピー」など多様なワインをリリースしている。

所在地 新潟市西蒲区角田浜1661
アクセス 新潟駅から無料シャトルバス(予約制)で約50分
サイト

上写真2枚は宿泊スペース

ぶどう畑

本記事は株式会社カーブドッチの提供によるものです

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