江ノ島電鉄(藤沢市片瀬海岸)と小田急電鉄(東京都)は10日、両社が運営する観光ポータルサイト「江の島・鎌倉ナビ」の外国語サイトを開設する。
新型コロナウイルス後のインバウンド(外国人旅行客)需要の回復を見据え、英語と中国語の2カ国語に対応。江の島・鎌倉エリアの概要や都心・空港からの所要時間などのアクセス情報を視覚的に分かりやすくまとめて発信する。デジタルフリーパスや1日乗車券のデジタル版もこのサイトから購入できる。
江の島・鎌倉エリアへの新たな誘客施策として展開している「絵はがきになる日常を。」の基本コンセプトを踏まえた撮影スポットや歴史・文化に焦点を当てたコースなども紹介している。
江ノ電の担当者は「外国語サイトを通じて訪日前の情報収集からチケット購入までシームレスにでき、旅行自体もよりスムーズに楽しんでもらえれば」としている。