「シェフチェンコの相棒」レブロフ、”夏に帰国して戦争に行く”宣言

かつてディナモ・キエフとウクライナ代表でアンドリー・シェフチェンコとコンビを組んでいた名FWセルヒー・レブロフ。

彼は現在UAEのドバイに在住しており、名門アル・アインの監督として指揮を執っている。優勝まであと僅かという状況となっており、トロフィーを掲げるまでもう少しだ。

しかし、彼の母国であるウクライナは現在ロシアの激しい侵攻を受けている状況。『Independent』のインタビューに答えた彼は、なんとシーズンを終えたら戦いに行くと宣言したという。

セルヒー・レブロフ

「サッカーについて話すことはできない。そしてもちろん、サッカーについて考えてすらいない。国を守ることだけを考えている。

私は、我々の国を救おうとしている人々や兵士の皆をとても誇りに思っている。我々は正しい側にいるが、自由を守るために戦わなければいけない。

私にはここで仕事があるが、シーズンが終わったらすぐに帰国するよ。みんなの元へ。できるだけ早くだ。

そして戦うだろう。誰もが街に出て、人間として団結していた。世界は見ている。ウクライナ人がどう自分たちを守り抜くのかをね。

もちろん私も、銃を手に取るつもりだ。我々は生き残る。我々は勝つ。

プーチンとの妥協はない。妥協は見られない。彼はキエフに乗り込んで、我々の国を占領したいだけだ。

彼は妥協に関心がない。だから我々は人々のために戦う。最後まで戦う。我が国のために戦っている。

自分たちの運命を自分たちで決めるためにだ。他の人間に我々の国を運営させたり、将来の道を決められたりはしたくないのだ。

両親もキエフで3日間地下に隠れていた。プーチンは何でも望むことを言える。しかしながらウクライナは我々の国だ。ウクライナ人が何をするかを決めるのだ」

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レブロフは現在激戦地となっているウクライナ東部のドネツク州生まれで、キャリアを始めたのもシャフタール・ドネツクであった。

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