のぶみ×武田双雲が現代を生きるすべての人々へおくる、新しい解釈の絵本「アリとキリギリス」が誕生!

絵本作家ののぶみ氏と書道家の武田双雲氏による絵本「きみはすばらしい いまのアリとキリギリス」が、本日3月10日に発売。子どもから大人まで、現代を生きるすべての人々へ向けておくる、自分の人生を「自分であるために生きる」という新しい解釈の「アリとキリギリス」の絵本だ。

寓話の中で、死んでいるキリギリスのことをアリのお母さんは「遊んでばかりいるとこうなってしまう」と子どものアリに諭す。幼なじみだったキリギリスと無心で遊んでいた頃を思い出す子どものアリ。そして、成長していくアリとキリギリスは、やがて仕事への生きがいや人生観を、異なる価値観によって分断され、それぞれの道を生きていくことになる。その後、苦しみや、悲しみ、無力感を感じた時、立ち止まり、ふと考える。「子どもの頃、砂場で遊んでいだ時は、あんなに楽しかったのに」「人生に苦しみって必要?」という問いかけから、多種多様な人生の選択を超えて、生きることの真理を見出すという内容になっている。

自分の人生を「自分であるために生きる」という意味をあらためて考えさせられる、現代に合った新しい「アリとキリギリス」が誕生した。

【プロフィール】

のぶみ
絵本作家。1978年、東京都生まれ。累計60万部を超える「ママがおばけになっちゃった!」シリーズ(講談社)をはじめ、「ぼく、仮面ライダーになる!」シリーズ(講談社)や、「しんかんくん」シリーズ(あかね書房)など、多数の著書を手掛ける。NHK Eテレ「みいつけた!」では、「おててえほん」コーナーのイラストを担当。フォロワー9万人を超えるInstagram(https://www.instagram.com/nobumi_ehon/)でも作品を日々投稿し、幅広く活動中。近著に「3ぷんでねむくなるえほん」 「パンタン6ぴき いうこときかない」(共に発行:東京ニュース通信社 発売:講談社)がある。絵本作家のぶみオンラインサロン(https://nobumi-official.jimdofree.com/onlinesalon/)も好評開催中。


武田双雲(たけだ そううん)
書道家、現代アーティスト。1975年、熊本県生まれ。映画「春の雪」、「北の零年」、NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、世界遺産「平泉」、スーパーコンピュータ「京」、「美空ひばり」など、数多くの題字、ロゴを手がける。2013年には、文化庁より文化交流使の指名を受け、海外に向けて、日本文化の発信を続けている。19年の改元に際し、「令和」の記念切手に書を提供。ベストセラー「ポジティブの教科書」(主婦の友社)をはじめ、「波に乗る力」(日本文芸社)など、著書は50冊を超える。近年は現代アーティストとして作品を発表するなど多岐にわたり活動している。

© 株式会社東京ニュース通信社