長崎県内公立高の2022年度入試の後期選抜は9日、社会、数学の2教科と面接があり、2日間の日程を終えた。16日午前9時半から定時制を含む各校で合格発表がある。
各試験会場では試験が終わり、ほっとした様子で会場を後にする受験生の姿が見られた。佐世保市立東明中の井手歩夢さん（15）は「英語が難しかったが、自分なりに（試験は）できたと思う」と安堵（あんど）。新型コロナウイルスの収束は不透明だが「行動が制限されている中でも高校生活を楽しみたい。吹奏楽部に入り、勉強と部活を両立したい」と話した。
インフルエンザなどで受験できなかった生徒の追試験は16日に実施。新型コロナに感染するなど影響を受け、追試験を受けられなかった受験生への特例措置も設けている。定時制夜間部のⅡ期選抜は16～23日に願書を受け付け、25日に作文と面接、29日に合格発表がある。
