【DeNA】開幕投手は東「状態いい」 初の大役に「堂々投げ切りたい」

三浦監督(左)から初の開幕投手に指名された東=横浜(代表撮影)

 横浜DeNAの5年目、東克樹投手(26)が今季の開幕投手を務めることが決まった。三浦大輔監督が10日、明らかにした。2年ぶりに本拠地開幕となる25日の広島戦で初の大役を務める東は、「試合になったら緊張すると思うが、堂々と投げ切りたい。チームにいい流れを持ってこられるようにしっかりと調整していきたい」と意気込みを語った。

 指揮官は指名理由について「状態もいいし、昨年後半はしっかり投げ切った。今年は1年間、先発ローテーションを任せられるということで決めた」と説明した。

 東は2018年に11勝を挙げて新人王に輝いた。2年目は故障に泣いて4勝止まり。20年2月には左肘内側側副靭帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。昨年7月に実戦復帰を果たすと、同10月に2年ぶりの白星を飾った。今季は2月26日、日本ハムとのオープン戦に登板し、2回2安打無失点。

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