大逆転劇を演じたレアル、後塵を拝したPSG… 両監督が激戦を振り返る

 劇的展開となったレアル・マドリードとパリ・サンジェルマンの激闘に、両監督が振り返っている。

ベンゼマが殊勲のハットトリック!レアル、強敵PSGに奇跡の大逆転勝利

 UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で実現したレアルとPSGのビッグマッチは、2ndレグの前半にキリアン・エムバペがゴールをゲット。2戦合計で2点リードとなり、PSGのラウンド16通過が近づく。ところが後半に入りレアルが猛反撃を仕掛け、カリム・ベンゼマが17分間でハットトリックを成し遂げる。2戦合計の最終スコアが3-2となり、レアルが大逆転勝利を果たした。試合後に両監督は、思い思いの言葉を口にしている。

監督コメント
カルロ・アンチェロッティ監督:レアル・マドリード
「かなり苦しんだが、持ち堪えた。カリムがいいプレッシャーを掛けてくれたおかげで同点に追い付き、ベルナベウに魔法がかかった。1-1から勝利を目指すのは1つのチームだけだった。ベンゼマとモドリッチはそれぞれ後半に華々しい活躍を見せ、多くの賞賛を浴びた。もちろん運もある。今夜はスタジアムと偉大な歴史を持つクラブが魔法をかけたんだ」。

マウリシオ・ポチェティーノ監督:パリ・サンジェルマン
「同点ゴールが試合を完全に変えてしまった。1時間、私たちはレアルより優れていたし、スタジアムの雰囲気も変わった。その後、私たちはいくつかのミスを犯した。最悪の気分なのは、自分たちの方が優れていたのに10分で負けてしまった事だ。PSGはここ数年CLを追いかけている。だがこういった事が起こり得るんだ。これから数週間は簡単ではないよ」。

劇的試合に両監督がコメント Photo Getty Images Sport

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