新潟市が市立学校園や保育施設、消防局などに勤務する市職員の新型コロナウイルス感染を発表

新潟市は10日、市立学校園に勤務する教職員2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

感染した1人の教職員は9日に発熱症状がありPCR検査を実施したところ、同日に陽性が判明した。もう1人は8日に発熱症状があり、9日にPCR検査を実施したところ、10日に陽性が判明した。どちらもとも学校園における濃厚接触者はいないという。

また、新潟市中央卸売市場内(新潟市江南区)の事務所に勤務する従業員1人の感染が判明。8日に発熱の症状があり同日医療機関にてPCR検査を受けたところ、9日に陽性が判明した。この従業員は9日より出勤しておらず、場内関係者に濃厚接触者はいない。なお、一般入場者と接触する業務は行っていないという。

新潟市財務部では、内部事務職員1人の感染が判明。市内陽性者の濃厚接触者で、4日にPCR検査を実施して5日に陽性が判明した。同職員は2月26日から出勤しておらず、来庁者と職場に濃厚接触者はいない。

保育施設関連では、西蒲区で4人の職員が感染したことが判明した。いずれも7日にPCR検査を実施して8日に陽性判明。来園者と職員の濃厚接触者は特定済みである。

市内の消防局でも消防職員1人の感染が判明。7日にPCR検査を実施して8日に陽性が判明したが、5日から出勤していない。同職員の仕事内容は市民と接する業務ではなく、また職場でも濃厚接触者はいない。

【関連記事】
新潟市内で新たに196人の新型コロナウイルス感染症患者、新たに保育施設関連で3件の集団感染を確認(2022年3月10日)

© にいがた経済新聞