「准教授・高槻彰良の推察Season2」第2話のテーマは「百物語」。萩原利久と田辺桃子がゲスト出演

フジテレビ系で放送中の、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が主演を務める「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察Season2」(土曜午後11:40)。Season1では、最終回にそれまでの視聴率を大幅に更新するなど、話が進むごとにファンが増大し、優しい解釈で人を救う“高槻先生”の沼にはまる人が続出したこともあり、Season2の地上波初放送にSNSも歓喜の声が上がっている。

本作は、完全記憶力という“異能”を持つ民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾)と、人のうそが分かるようになってしまったがゆえに“孤独”を抱える大学生・深町尚哉(神宮寺勇太)がさまざまな怪異事件の謎解きを通じて、人とつながることの大切さを描いたヒューマンミステリー。伊野尾のほか、共演の神宮寺勇太、岡田結実、須賀健太、吉沢悠がSeason1から続投し、Season1から1年後を舞台に、日本各地で起こる謎の失踪事件から浮かび上がる高槻の過去を掘り下げ、ついに高槻たちは神隠しという最大の怪異に迫る。さらに、フリーカメラマン・寺内一を小池徹平が金髪姿で演じている。

3月12日には第2話が放送。「百物語」がテーマとなっている。「百物語」とは百本のろうそくに火を灯し、一つ怪談を話すごとに火を消していき、百話語り終えると何かが起こるという怪異を呼び起こす儀式のこと。諸説あるが、室町時代に武家の肝試しとして始まったとも言われている。

高槻の「民俗学Ⅱ」を受講している学生・葉山(萩原利久)が研究室にやって来て、高槻が講義で扱っていた「百物語」を実際にやってみたいという。「ぜひやろう!」とテンションが上がった高槻は、尚哉、大学院生の生方瑠衣子(岡田)と共に会場の廃屋に向かう。そこに遅れて来たのは寺内。不穏な空気の中、「百物語」が開催される。そして、新たな失踪事件が発生。果たしてそれは百物語が引き起こした怪異なのか?

第2話の撮影は、関東近郊にある廃屋で行われた。荒れ果てた廃屋に百本のろうそくが灯るさまは、それだけで怪異への扉を開きそうな不穏な空気感を醸し出し、演者たちも自然と「百物語」の世界に入り込めたという。

ゲストには萩原のほか、田辺桃子が出演。話題作への出演が続く、若手俳優2人の演技にも注目だ。

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