J1川崎のMF脇坂泰斗（26）が10日、練習後のオンライン取材に応じ、J3のYSCCに今季加入した弟・崚平について、「どうインパクトを残せるかはすごく大事だと言いたい。自分らしくやってほしい」とエールを送った。
湘南工大付高から新潟医療福祉大に進んだ三つ年下の「かわいい弟」とは幼い頃からボールを蹴り合ったり、1対1の練習に励んだりしたという。崚平はプロを目指していた一昨年秋に左足小指の付け根を骨折し、復帰後も腰椎分離症に悩まされた。
進路が決まらないまま昨春に大学を卒業し、練習参加を経て、今季から地元クラブでプロ生活をスタート。12日には岐阜との今季開幕戦に臨む。
「サッカーを続けるか考える時期に辞めるという連絡ももらったりした。YSCCに入れていろいろな人に感謝していると思うので、プレーで表現してほしい」と期待した。（木田 亜紀彦）
