春は便秘になりやすい!「排出を促す」朝のすっきりストレッチ

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

春は気候をはじめ、環境や生活、人間関係においても「変化」が多い季節。新しいことや慣れないことが始まると、不安を感じたり、緊張状態が続いたりしますよね。

すると、交感神経が優位になって、腸のぜん動運動(腸の内容物を移動させる動き)が弱くなるため、どうしても便秘になりがち…。

そこで今回は、スルッと排便できる体を目指す、朝の簡単ストレッチをご紹介します。

春は便秘になりやすい!?スルッと排便を促す「朝のすっきりストレッチ」

このストレッチのポイントは、息を長く吐くこと。吸う息は交感神経、吐く息は副交感神経に支配されているので、無理のない範囲で息を長く吐いてみてください。

副交感神経が優位になると、ぜん動運動は活発になります。さらに腹部の伸びや動きを感じながらおこなうことも大切です!

***

1) あぐらで座り、両腕を真上に伸ばしたら、右手で左手首をつかんで、さらに高く引っ張り上げて10秒キープ

※腰が反りすぎないように注意!

2) 右手で左腕を上に引っ張りながら、上体を右側に傾けて10秒キープ

※左の体側が、心地良く伸びるところでキープしましょう

3) (2)の姿勢から、背中を丸めて上体を前に倒して10秒キープ

※腕は、肩の高さに。ここでも、右手で左腕を前方に引っ張りながら姿勢を保ちます

4) さらに深く上体を倒したら…

腕で大きな円を描いて(1)の姿勢に戻る

この動きを2~3回繰り返したら、反対側も同様におこないます。

***

いかがでしたか?

朝のうちにスルッと排便を済ますことができると、心身共にすっきりしますよね。「最近、便秘がちだなあ…」とお悩みの方は、ゆっくりと息を吐く+ストレッチを、ぜひ試してみてくださいね。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!

© アイランド株式会社