東日本大震災から11年 宮城県の被災地で犠牲者への祈り「気持ちは11年前と同じ」 #知り続ける

東日本大震災から11年を迎えた3月11日、被災地では犠牲者への祈りが捧げられました。

仙台市若林区荒浜・家族を亡くした男性「元気にしているし、見守っていてくださいということでしょうね。それが一番だろうなと思います」

宮城県南三陸町防災対策庁舎・知人を亡くした男性「命を授かった者は、なんとかがんばって生きておりますので、お亡くなりになられた方には本当に安らかに眠ってもらいたい」

宮城県名取市閖上・妻と娘を亡くした男性「朝、行ってきますと言ってそのままなので、ただいまも言えていなくて。気持ちは変わらないですね。11年前と同じです」

宮城県内では関連死も含めて1万568人が亡くなり、1215人の行方がいまだに分かっていません。

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