EXILE NAOTO、京典和玖、長井短、眞島秀和が「汝の名」に出演

テレビ東京ほかで4月5日にスタートする連続ドラマ「汝の名」(火曜深夜0:30)の共演者が解禁され、EXILE NAOTO、京典和玖、長井短、眞島秀和が出演することが分かった。さらに、キービジュアルも公開された。

山崎紘菜と北乃きいがダブル主演する本作の原作は、「輪(RINKAI)廻」で第7回松本清張賞を受賞するなどした明野照葉氏の同名小説。「女王様」と「奴隷」のような関係を築き上げてきた勝ち組の姉・麻生陶子(山崎)と負け組の妹・久恵(北乃)が、憎しみ合いながらも心の奥底で依存し合う、ひた隠しにされている女性の感情の「負」が惜しげもなく散りばめられた新感覚ホラーサスペンスだ。

陶子が出会うホテルグループ経営の御曹司・壱岐亮介を演じるNAOTOは、「ドロドロしたパンチの強いシーンが多い作品なのですが、そんな中で僕が登場するシーンは陶子さんが唯一鎧(よろい)を解いている、素の陶子が見えるシーンだと思うので、視聴者の皆さんも僕が出ているシーンはわりとほっとしながら見てもらえたらいいのかなと思っていました」と見どころをアピールし、「僕は主人公のお二人と一緒のシーンは少ないのですが、2人がどういうふうにあの役を演じているのか、人間関係の変化も、ものすごいスピードで起こっていくと思うので、一視聴者としても今後の展開が楽しみです!」と期待を寄せている。

京典が演じるのは、陶子にほれ、その立場を陶子に利用されている若手ウェブデザイナーの伊藤恭平。京典は「恭平は、人懐っこくて、素直で正直な人です。思いを寄せている陶子に認めてもらいたい。振り向いてもらいたい。その一心で、彼を演じました」と役柄に込めた思いを明かしつつ、「目まぐるしく進んでいく展開の中で、人のもろさや怖さ、人間誰もが持っている、心の奥にある闇の部分みたいなものが、見えてくる作品だと思います」と作品の魅力を伝える。

陶子につきまとい、金銭を要求する謎の女性に扮(ふん)する長井は、「ずっとジャンキーの役をやってみたかったので、ついに来たぞ!って感じで、オファーをいただいた瞬間からすごくワクワクしていました」と役どころに気合十分だが、「実際にやってみると、手の震えだったり様子のおかしさがオーバーにならないよう、自然なラインを保つのが難しかったです」となかなかの難役だったことを報告。

そして、眞島は、陶子が社長を務める人材派遣会社のオーナーで、陶子とも関係を持つ経営者・河島宏治役を務める。

彼らとの出会いや関係性が、陶子と久恵の姉妹としての関係を大きく揺さぶり、いずれそこに狂いが生じ始める。少しずつ明らかになる陶子と久恵の過去、そしてさらなる成功と輝きを求める陶子に捨てられることを恐れた久恵は狂気に走り…!? 息つく暇も与えないノンストップのホラーサスペンスに期待したい。

© 株式会社東京ニュース通信社