ウクライナ女性が演奏会、福島

伝統楽器を奏で、古里への思いも

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福島県いわき市の道の駅よつくら港で、ウクライナの伝統楽器を奏でながら歌うカテリーナさん=11日午後2時半ごろ

 東日本大震災の津波に襲われた福島県いわき市沿岸の道の駅よつくら港で11日、ウクライナ出身の楽器奏者カテリーナさん(35)が犠牲者への祈りをささげる演奏会を開いた。ロシアに侵攻されている古里にも触れ「何も悪いことをしていない人たちが殺されている。世界中に戦争と災害、原発事故がないように」と願った。

 伝統楽器バンドゥーラを奏でながら、離れた母を思うウクライナの曲や震災の復興支援ソング「花は咲く」を歌い上げた。

 カテリーナさんはチェルノブイリ原発近くの町で生まれ、19歳で来日。首都キエフにいた母はポーランドへ脱出、日本で一緒に暮らすために近く迎えに行くという。