映画「吾輩は猫である!」トークショー、津田寛治・松林慎司・篠田諒が登壇!

本作は、今年3月にauスマートパスにて配信され、5Gコンテンツの目玉となった、とある猫をめぐるノワールムービーの劇場版。

日本のトップアクション女優・武田梨奈、新人女優・黒田百音、注目の若手女優・芋生悠、そして邦画界に欠かせない実力派俳優・津田寛治が豪華共演し、前作「いざなぎ暮れた。」で国際映画祭22冠を果たした笠木望監督がメガホンをとった。

3月5日土曜日、別府市の別府ブルーバード劇場で笠木望監督の「吾輩は猫である!」が上映され、上映後には主演の津田寛治、松林慎司、篠田諒が登壇、トークショーがおこなわれた。

先立って鑑賞できたau版ではカメラワークは武田梨奈、猫、スケボー少女の3つの目線のどれからでも見られるように撮影されたそうだ。

津田寛治は「アクション稽古は3日、台本も3つあり年齢的にハードだったが俳優としてチャレンジしたい作品だった。武田梨奈さんのアクションシーンは見どころの一つ。ゴープロを加えながらのアクションはただただ凄かった。僕は猫を抱えながらの演技が多く、猫を気遣いながらで難しかった」と語る。本番では猫のぬいぐるみを代用したことも明かし観客を驚かせた。

松林慎司は監督から、「眼の力が良かったのでアップの絵をたくさん使ってもらえた」。篠田諒は「動物と演じたことは初めてで難しかった。猫の“もっちー”から一番なつかれてた!」などそれぞれ撮影時のエピソードを熱く語った。

最後に、鑑賞者全員と記念撮影、3人のサイン入りポストカードが贈られた。

当劇場の岡村支配人による熱烈なアプローチにより、別府市で唯一の映画館に津田寛治主演の2作品の同時上映と舞台挨拶を実施、話題を集めている。

<★STORY>借金のカタにとられた 1 匹の白猫。その猫が原因で 4 人の男女の運命が複雑に絡み合い物語が展開していく。対戦相手を半殺しにして留置場に入れられた女格闘家・美那(ミナ)。出所してきた彼女を待っていたライバルのアンナは美那が記憶喪失に陥っていることに気づくが、美那はすぐさま地下格闘技大会に出場させられることに。闇の仕事にアルバイトに来た男・行方 (ナメカタ)。彼はひょんなことから白猫を巡る逃亡劇に巻き込まれてゆく。友達がいないスケボー少女すず。愛する白猫が奪われた彼女は、スケボーとパルクールを駆使して組織に忍び込む。息をつかせぬスリル、キレのある伏線と回収、少し前までは普通だった 4 人と 1 匹の織りなすドラマが新鮮なカタルシスへ結実する。

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