【3/12〜、逗子市】住吉城の御城印が販売開始

3月12日より、逗子市観光協会などの施設において住吉城の御城印が発売されます。

販売開始日:
2022年3月12日(土)

販売価格:
300円(税込)

販売場所:
はんこ屋さん21
逗子市観光協会窓口
COLLECTION MARKET

逗子市観光協会の若菜事務局長からコメントをいただけたのでご紹介します。

若菜さんからのメッセージ

逗子市で初めての発行となる御城印は、自然の地形をうまく利用した山城で、三浦一族ゆかりの小坪にある住吉城です。

デザインを担当された山城ガールむつみさんからもコメントをいただけましたのでお読みください。

山城ガールむつみさんからのメッセージ

住吉城は目の前まで海が迫っていた丘陵に築かれた海城です。鎌倉時代には幕府の港湾施設「和賀江嶋」が築かれた海上交通の要衝に当たります。

戦国時代には伊勢宗瑞(北条早雲)と三浦道寸の戦いの舞台になりました。道寸は住吉城の守備を弟の道香に任せ、自身は本拠の三崎城(新井城)まで退きました。籠城の末、道香は自害を遂げました。そして、その約3年後に三浦一族は三崎城(新井城)で滅亡しました。

住吉城に鎮座する住吉神社からは、地域の信仰のシンボルであった江の島や富士山を眺めることができ、絶景を楽しめます。住吉城の御城印には、行き交う船と、相模湾の景色をデザインしました。

江戸時代に書かれた『新編相模国風土記稿』の正覚寺の絵図をモチーフにし、要害に築かれた住吉城の姿をイメージしました。そして、三浦一族の家紋「三つ引両」と、住吉城で奮戦した三浦道香の兄道寸の姿をデザインしました。

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