チェルシー、38年ぶりの胸スポンサーなし…ユニフォームに入る「メッセージ」とは

スポーツ界にも大きな影響を与えているロシアのウクライナ侵攻。チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモヴィッチ氏はクラブ運営から手を引いたが、このほど資産凍結などの制裁を科された。

『Sky Sports』によれば、バークレイズはチェルシーの銀行口座も一時的に凍結したとのこと。また、クラブのクレジットカードも一時的に停止されたという。

そうしたなか、チェルシーの胸スポンサーを務めている「Three」はスポンサー契約を停止し、ユニフォームやスタジアムから同社のロゴを削除するように求めている。

そのため、チェルシーは1983年以来となる胸スポンサーなしのユニフォームでニューカッスル戦を戦う予定。スポンサーロゴの代わりに胸に入るのは一体なにになるのか。

トーマス・トゥヘル監督は「平和へのメッセージはいつでも身に着けることができる。決して間違ったメッセージになってはいけない」と述べており、平和へのメッセージがユニフォームに入る可能性があるようだ。

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なお、練習着のスポンサーである『trivago』はチェルシーとの契約を継続する見込み。

また、『The Athletic』によれば、キットサプライヤーのNikeもチェルシーとの契約を続けるようだ。両者は2016年に年間6000万ポンド(91億円)で15年の長期契約を結んでいる。

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