長崎県内旅行割キャンペーン 14日再開、4月28日まで 当面は県民限定

 長崎県は11日、新型コロナウイルスの感染拡大で1月24日から停止していた県内旅行割引キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅」について、今月14日から再開すると発表した。期間は4月28日宿泊分まで。当面は県民限定とする。
 県によると、新規感染者はまだ一定数確認されているが、病床使用率の減少や高齢者のワクチン接種率上昇を考慮し、再開に踏み切った。旅行者に感染対策を徹底するよう求めており、今後、感染が拡大すれば期間中の停止もあり得るという。
 予約開始は今月14日午前10時から。準備が整った施設から順次受け付けを始める。1人1泊当たり旅行代金(日帰り含む)の50%(上限5千円)を割り引き、土産品や飲食店で利用できる2千円分の地域限定クーポンが付与される。11日時点でキャンペーン参加宿泊施設は529、クーポン加盟店は2676。
 割引手法は、宿泊施設での直接支払時の割引と、県内旅行会社の割引商品購入の2通り。予約の際にキャンペーン利用の意思を伝え、チェックインや購入時に県内在住を確認できる運転免許証や健康保険証などを提示する。ワクチン2回以上の接種証明またはPCR検査などの陰性証明が必須だが、保護者ら同伴の12歳未満は必要ない。
 詳細は「ながさき旅ネット」(https://www.nagasaki-tabinet.com)に掲載。問い合わせは平日の午前9時半~午後5時半、事務局(電095.818.3355)で受け付ける。


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