野生の〇〇があらわれた(やせいの〇〇があらわれた)

「野生の〇〇があらわれた」(やせいの〇〇があらわれた)とは、SNSなどに突然現れたその道のプロ、エキスパートを表す呼び方。

意味

「野生の〇〇があらわれた」(やせいの〇〇があらわれた)とは、SNSなどに突然現れたその道のプロ、エキスパートを表す呼び方。

語源は『ポケモン』のゲーム

掲示板やSNSなどコミュニティの参加者は、そのほとんどが烏合の衆である。

作品を公開したり、議論していてもやはり素人。ある程度のレベルまでしか到達できない。

そんな中突然脈絡もなく現れ、卓越した技術と知識を披露する者。それが野生の〇〇である。語源は、人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの1フレーズ。

プレイヤーがフィールドでポケモンとランダムエンカウントした際に「あ!やせいの 〇〇が とびだしてきた」と表示される。

「野生の○○」の使い方は?

脈絡もなく突如現れるエキスパートを、モンスターとのランダムエンカウント(不規則に遭遇する)に例えた表現である。

基本的に野生の〇〇は突然現れたプロに使われるが、プロではないものの、人に知られていなかった才能の持ち主、不世出の天才に対しても使われる。使用例:

「ちょ、今日の踊ってみた動画、ひとつだけレベルがおかしいのがあるんだけど」

「キレキレすぎ……これでプロじゃないの?」

「どこにこんな才能が埋もれてたんだ……野生のプロが現れた!」

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