森田剛主演、映画『DEATH DAYS』公開記念舞台挨拶 石橋静河との掛け合いシーンで楽しくなりすぎて監督からダメ出し!? 「生きるという意味で力強く、優しい映画だから、楽しんでいただけたら嬉しい」とコメント

俳優の森田剛が立ち上げた事務所“MOSS”の第1弾コンテンツとして制作した映画『DEATH DAYS』が全国順次公開するにあたり、森田剛、石橋静河、長久允監督、山西竜矢監督が登壇し、公開記念舞台挨拶を行なった。

本作品を作るきっかけは、森田剛が長久監督の作品をYouTubeで観て気になり、直接電話して、会うことになったと、アナログなオファーをしたというエピソードを話した。 長久監督は、「森田剛です、会いませんか」という留守電を聞いて、最初は何かの冗談かと思ったと当時の話を振り返った。

撮影の秘話を聞かれると、石橋静河は

「監督の頭の中で構成も撮影も編集も全て決まっている感じがして、そこに当てはめていくのが難しかった」

と答え、森田から

「めっちゃむずっ!!!! ってはっきり連呼してたよね」

と撮影の様子を思い出し、笑顔を見せた。 長久監督は

「役者さんが、自分の中で考えているものからはみ出していくのが面白い、ぜひそこを観てほしい」

と語った。

森田も撮影のエピソードとして、

「石橋さんとのシーンで、どんどん楽しくなっちゃうのはダメって長久監督からダメ出しされて、めっちゃ難しいと思った」

と語り、石橋から

「そうそう!! 二人の掛け合いがとてもテンポがよく、楽しなってしまっていたら、それはダメだ! と監督に言われ、心が詰まってしまった」

と撮影中のラブラブ度合いにダメ出しをされたことを語った。

「いろいろと抑えられて辛かったけど最後のシーンで救われて、最終的に生き生きとした作品となっているので楽しみにしていただけたら嬉しい」

と石橋は笑顔で話した。

一般の方から応募した質問に答えるシーンも。 「もし自分の“DEATH DAY”がわかっていたら何をして過ごす?」との質問に、石橋は

「家族でご飯を食べてお昼寝しながら“DEATH DAY”を迎えたい」と

答えた。 森田は

「一人は嫌だから誰でもいいから死ぬ瞬間を誰かに見ていてほしい」

と答え、山西監督から

「誰でもいいの!?」

と突っ込まれ、

「一人だけは嫌だ」

と寂しがりやな一面を見せた。

最後に森田から、

「生きるという意味で力強く、優しい映画だから、楽しんでいただけたら嬉しい」

と語り、イベントを締めくくった。 森田の芝居に懸ける想いと素の無邪気な表情に迫った完全未公開のドキュメンタリー映像『生まれゆく日々』も同時上映される。

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