沖縄自動車道の特別割引、1年延長を検討 知事の要請に沖縄担当相

 【東京】玉城デニー知事は8日、県が求めている沖縄自動車道の特別割引制度の継続について、西銘恒三郎沖縄担当相から1年間の延長に向けて前向きな回答を得たと明かした。

 3月末が期限となっている同制度を巡って、玉城知事は同日、西銘氏と面会し、制度の3年延長などを求める要望書を提出した。

 玉城知事によると、西銘氏は「県民の社会経済活動に貢献している」と制度の意義を認め、2023年3月末までの延長に向けて、制度を所管する斉藤鉄夫国土交通相と協力する方針を示した。

 その後の延長については「その都度しっかり協力して取り組んでいきたい」と述べたという。

(安里洋輔)

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