伝説コメディアン、バットマンの候補だった エディ・マーフィとともにリストアップ

ビル・マーレイ(71)が、かつてバットマン役の候補に挙がっていたそうだ。ビルは80年代に、アイヴァン・ライトマン監督からエディ・マーフィと共に候補に挙げられたそうだが、最終的にその案は見送りとなったという。

ビルはYahoo!エンターテイメントのインタビューで、「エディ・マーフィにその話をしたんだけど、エディはバットマンをやりたがっていたよ。会話はそこまでだったな」と話している。

そしてロビン役もオファーされたそうで、「誰かのボーイ・ワンダー(ロビン)にはなりたくないな。もっと若い時分だったら、まだね。でも、80年代では遅すぎたよ」と続けた。

またバットマンの色にはエディ共々似合っていたものの、ロビンのスーツを着ることは出来なかったとして、「あの衣装は無理だった。エディは紫が似合うし、僕も紫が似合う。でも、赤と緑だからね、サンタクロースの妖精エルフのようになってしまうよ」と笑い飛ばした。

さらに、その作品は失敗する運命にあったとして「製作に関し多くの虚栄心があったんだ。だから実現するはずがなかった」と説明した。

一方、『グランド・ブダペスト・ホテル』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』を含むいくつもの映画でウェス・アンダーソン監督と何度もタッグを組んできたビルは、同監督との共同作業を楽しんでいるとしている。

以前、ビルは「僕は、人間性の共有に立ち返り続けている。共に生きることができれば、共に働くことができる。人間として、礼儀正しく、思いやりをもって一緒に暮らすことができれば、演技においてもっと魅力的になり、感情や知性の交流が生まれるはずだ」と語っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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