【新日本】ヒロムが鈴木から逆転勝利「ジュニアの高橋ヒロムがこの『NEW JAPAN CUP』優勝してやるぞ!」

新日本プロレスは3月13日(日)、兵庫・ベイコム総合体育館で「NEW JAPAN CUP 2022」を開催。

『新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents NEW JAPAN CUP 2022』
日時:2022年3月13日(日) 15:00開場 16:00開始
会場:兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
観衆:2,016人

今大会のメインでは『NEW JAPAN CUP 2022』2回戦として、高橋ヒロムと鈴木みのるが対戦。

序盤から激しい張り手を打ち合い両者意地の攻防を繰り広げる。

鈴木が攻勢に出るもヒロムは真っ向勝負で食らいつく。しかしスリーパーを決められ絶体絶命。

鈴木の厳しい攻めを何とか耐えたヒロムは終盤ヘッドバッドを決めチャンスを掴み、名も無きヒロムロールで逆転勝利を奪った。

▼第8試合 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2022』2回戦
高橋 ヒロム 〇
vs
鈴木 みのる ×
19分27秒 名も無きヒロムロール

※ヒロムがトーナメント3回戦へ進出

勝利を収めたヒロムは試合後、マイクを手に取り「俺と鈴木みのるの試合はただのトーナメントの2回戦だと思って見てるだろ?でもな、俺にとって鈴木みのるに勝つこと、そしてどんな形であろうとヘビー級を倒したことは誇りなんだ!たとえ体がぼろぼろになってカッコ悪くても、どんな勝ち方でも、今こうやって喋れてる俺自身が嬉しいんだ。」と鈴木から勝利した事を喜んだ。

続けて「正直言って俺以外の新日ジュニア選手が全員トーナメントにいない現実、やっぱりジュニアじゃヘビー級を倒せねえなんて誰にも言わせねえぞ!どんな勝ち方でも構わない!どんな結果になっても俺が立ってれば関係ない!見てろ、この俺が必ず、ジュニアの高橋ヒロムがこの『NEW JAPAN CUP』優勝してやるぞ!」と優勝をアピールした。

➡次ページ(試合後バックステージコメント)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

▼試合後バックステージコメント

ヒロム「(※ふらふらした足取りで引き揚げてきて、ジャケットをフロアに放り投げ、『SUPER Jr.』のトロフィーをその上に置くと、崩れ落ちるようにフロアに横たわる。かろうじて上半身を起こして)負けたみてぇだな。負けたみてぇだな。負けたみてぇな姿だ……。かっこいい勝ち方? かっこ悪い勝ち方? そんなもんな、プロレスにはないんだよ……。そんなもん、関係ねぇんだ。勝つ。勝つ。なにがなんでもあきらめない。勝つ。勝ちにいく。勝ちにいく……。プロレスじゃなくても同じだ、そんなの。これが、俺の闘い方だ。これが俺の人生の闘い方だ。絶対あきらめない。何もない人間だ。何もなかった人間だ…………。(※片ヒザを着く形で上半身を起こし)俺が優勝しないと思う? それは、ジュニアだからか? すべてをひっくり返すぞ。ジュニアの俺が、この50年の歴史すべてひっくり返すような結果、実績、残してやる。鈴木みのる……嫌いだなぁ、やったうえで、あらためて大っ嫌いだよ。でもな、あんた何年やってんだ? そこだけは素直にすごいと思うよ。いろいろと思うことがあるだろ? いろんなスタイル、いろんな人間……あんたがデビューした時には、考えられないようなことがいろいろと起きてるだろ? でも、それについてきてるから、今あなたがここにいるんだろ? ヘヘッ、嫌いだけど、(※ジャケットとトロフィーをてにして、ゆっくり立ち上がりながら)それはすごいぞ。スーパー後輩の俺が言ったげるよ。あんたは、すげぇって……。それから、オカダ・カズチカ……ジュニアにものすごい檄を飛ばしてくれてること知ってるぞ。あなたと当たるには決勝にいくしかない。裁定でも決勝にいくしかないだろ。ハハッ……もうわかんなくなっちゃってる。でも、勝ったことだけはわかるぞ。俺が、すべて変えてやる。俺が、優勝してやる……」

鈴木「コノヤロー! ウワーッ!(※と叫びながら、傍にあったイスを投げつけ)オイ、ツーじゃねぇか、コノヤロー。(※フォールを数えるように2度手を叩き、左肩を上げる仕草をして)ツーだ、コノヤロー。あぁ、クソーッ!(※『オイ!』と叫びながら控室の方へ)」

<写真提供:新日本プロレス>

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