【MLB】エ軍トラウト、不動の中堅からコンバートか 指揮官示唆「毎日守るのは簡単ではない」

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:AP】

2014年から中堅一本も昨季序盤で離脱、マドン監督「話をしないといけない」

エンゼルスのジョー・マドン監督はキャンプ前の集合日となった13日(日本時間14日)、主砲のマイク・トラウト外野手を中堅からコンバートさせる可能性を示唆した。報道陣からトラウトを中堅から外す可能性について問われ、「話題になっていることだが、マイクと話をしないといけない。故障から復帰して、メジャーリーグで毎日中堅を守るのは簡単ではない。まだ結論は出ていない」と話した。

チームの絶対的な中堅手だったトラウトは2014年から中堅一本。中堅以外のポジションに就いたのは2013年に左翼で47試合出場したのが最後だ。30歳となった昨季は大谷翔平投手が指名打者として出場を続けたこともあり、5月に右ふくらはぎの張りで離脱するまで全36試合で中堅手として出場していた。

右翼と左翼のポジションについて、指揮官は「アップトンやアデルの状態を見ないといけない。そして、マイクやマーシュをどうするかについても、はっきりさせる必要がある。(トラウトを)中堅に置き、マーシュを右翼か左翼に置くか。それとも違う方法を取るのか。まだ決めていない」と話した。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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