オミクロン変異株(BA.2株)、新潟県内で初めて確認

新潟県は14日、感染力がより強いとされるオミクロン変異株(BA.2株)が県内で初めて確認されたと発表した。県保健環境科学研究所でのゲノム調査解析でわかった。

ゲノム解析は9日から14日にかけて47件実施し、1件がBA.2株だった。うちほかは45件がこれまでのオミクロン株(BA.1株)、1件が不明だった。BA.2株と判明した人は3月に入り感染が確認された人で、県外往来、海外渡航はなかった。

一方、高止まりしていた県内の感染者数は微増に転じつつある。県では「BA.2株が広がっている可能性があり、その影響で微増していることも考えられる」と話していた。

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