「バットマン」俳優 役柄からプレイボーイのイメージ排除 ゴッサム・シティでの”孤立"が似合うように

俳優ロバート・パティンソン(35)は、映画「THE BATMAN-ザ・バットマン-」でブルース・ウェインを演じるにあたり、プレイボーイというイメージを排除したかったという。同新作でタイトルロールを演じるロバートは、そのキャラクターがゴッサム・シティの中で孤立している方が合っていると感じたそうだ。

エンターテイメント・ウィークリー誌に対してロバートはこう語っている。

「ブルース・ウェインはプレイボーイだと思っている人もいるだろうし、そうゆうふりをしているので誰も彼がバットマンだとは気づかない。それを取り除いた途端、この人物がより意味のあるものになるんだ。非常に個性的な3つの人格を描き分け、自在に入れ替えることができるのはすごいよね。それは、自分ではコントロールできず、仕方なくこのスーツを着ている人よりも、はるかに反社会的だと思う」

また、ブルースが子供の頃に両親が殺された事件に未だ必死で対処しようとしていると考える方が理にかなっているとして、「また、心の中で両親を死なせてしまった10歳の少年の自分を乗り越えていないなら、悲嘆のプロセスもより意味を持ってくる。彼は自分が信じられないほど弱く傷つきやすい子供だと感じていて、自分自身を生き延びさせるためには、ゴッサムのすべての犯罪者と戦うことはもちろん、全く異なる分身を持つ必要があるんだ」とロバートは続ける。

同作で、バットマン役としてのデビューを果たしたロバート。しかしこのキャラクターの将来に関してはマット・リーヴス監督次第になるため、わからないそうで、同監督と今後のプロジェクトを予定しているかと聞かれ、バラエティ誌にこう答えている。

「それはないと思う。僕たちは以来ちょっと話し合ったよ。でも監督は構想から完成までに5年を費やしてる。本当にすごくこだわりが強くて、1つのプロジェクトに執着する人だと思うよ。だからこれが公開されるまでは、次のステップについてまだ考えていないんじゃないかな。それか考えていても僕には話していないのかもしれないね」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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