コシナ、フォクトレンダー「HELIAR 40mm F2.8 Aspherical L」発売日決定

株式会社コシナは、フォクトレンダー「HELIAR 40mm F2.8 Aspherical L」を2022年3月30日に発売することを発表した。

以前

、2022年3月に発売するとしていたもの。希望小売価格は以下の通り。

  • HELAIR 40mm F2.8 Aspherical L(L39) シルバー:税込74,800円
  • HELAIR 40mm F2.8 Aspherical L(L39) ブラックペイント:税込78,100円

HELAIR 40mm F2.8 Aspherical Lは、フォクトレンダー伝統のヘリアタイプのレンズ構成をベースとした、コンパクトな準広角レンズ。最新の光学設計と非球面レンズの採用により、絞り開放から安心して使える光学性能を確保しながら、フィルター径はφ34mmと小径で、マウント面からの製品全長も20.2mmを実現した。機動性が高く、レトロスタイルの外装も特徴としている。

ユニバーサルマウントであるφ39mmスクリューマウントを採用。同規格を持つレンジファインダーカメラに装着できる。また、市販のL/Mアダプターリングの併用により、撮影フレームの自動切り替え機能を搭載したレンジファインダーカメラに装着すれば50mmもしくは35mmのブライトフレームを表示が可能。

非球面レンズの採用により、絞り開放から優れた光学性能を発揮する。製品全長は20.2mm(マウント面より)でレンジファインダー使用時の撮影フレームのケラレが少なく、ハンドリングも良好だという。

外装は真鍮製でシルバーとブラックペイントの2種類。ブラックペイントに関してはマウント部まで黒く仕上げ、フォーカスロックボタン・フォーカスレバー及び無限・近距離ストッパーはニッケルメッキ仕上げでデザインにアクセントを添えている。

遮光性能はもとよりレンズ本体とのデザイン性を考慮した、アルミ製の専⽤ねじ込み式フードと、アルミ製かぶせ式フロントキャップが付属する。

高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整が可能だ。

高精度のレンジファインダー連動機構により、絞り開放付近でのシビアなピント合わせが可能。距離計連動の最短撮影距離は0.7m。

35ミリ判フルサイズに対応するイメージサークルを確保。また、一眼レフ用の交換レンズと比較して非常にコンパクトなスタイルを実現したという。

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