神奈川県内の山岳遭難件数「高水準」 県警、GPS登山アプリ活用し対策強化へ

神奈川県警

 神奈川県や県警は15日の県議会予算委員会で、衛星利用測位システム(GPS)アプリを活用した山岳遭難対策を進める考えを示した。

 アプリ事業者と連携し、登山者の利便性の向上や安全の確保を図る。

 県警によると、2021年に県内で発生した山岳遭難の件数は135件、遭難者数は153人で、6人が死亡した。件数、人数ともに全国で3番目に多かった20年(144件、176人)からは減少したものの、高水準となっている。

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