クロスボウの所持が原則禁止に

銃刀法の一部が改正され、クロスボウの所持が原則として禁止となりました。

「ボウガン」の別名でも知られるクロスボウは、引いた弦を固定して、これを解放することで矢を放つ機構を持つ弓のことで、殺傷力が高く凶悪事件が相次ぎました。今回の銃刀法改正に伴い、クロスボウの所持は原則禁止となり、所持する場合には許可が必要になりました。

警視庁はクロスボウの所持について「許可を申請するか」「適法に所持できる人に譲り渡すか」「廃棄するか」いずれかの対応を9月14日までに取るよう呼び掛けています。これらの対応を取らずに所持し続けると不法所持となり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金となることがあります。

警視庁では、処分依頼すれば無償での引き取りに応じるとしています。

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