下野紘がスゴすぎる…アニメ『殺し愛』で振り幅と演技のギャップに沼る

現在放送中のTVアニメ『殺し愛』で謎多き殺し屋ソン・リャンハを演じている下野紘さん。下野さんの演技の振り幅とギャップが堪能できる本作の魅力をご紹介します。

アニメ『殺し愛』は、大胆不敵かつクールな下野さんの演技が楽しめる

2021年の様々な声優人気ランキングでほぼ上位にランクインし、その人気は今や国民的といってもいいほどの声優・下野紘さん。

声優としての実力だけではなく、親しみやすさと明るい性格、コミュニケーション力で老若男女から人気を集め、音楽活動やバラエティー番組への出演など多方面で活躍されています。

2022年1月より放送中のアニメ『殺し愛』は、そんな明るいイメージの下野紘さんの「ギャップ」や「演技の振り幅」を存分に堪能できる作品。

飄々としてとらえどころがなく、言動は軽いのに本心を悟らせない……スマートで謎多き殺し屋ソン・リャンハを演じる下野さんの魅力を名セリフとともにご紹介します!

※本記事は性質上、アニメ7話までの内容を含みます。

TVアニメ『殺し愛』公式サイト

via

下野紘さんが演じるのは所属不明、正体不明の殺し屋、ソン・リャンハ。とある裏社会の組織を壊滅させた過去があり、複数の組織から懸賞金がかけられているほどの賞金首。

このリャンハと女賞金稼ぎ・シャトー(CV:大西沙織さん)との関係を軸として、ストーリーが進んでいきます。

TVアニメ『殺し愛』PV第2弾|2022年1月12日より放送開始‼

via

リャンハは、飄々としており本心を悟らせないクールな殺し屋。大胆不敵かつ冷静沈着に淡々と敵を倒す姿はとてもスマートです。

その彼がシャトーに執着し、ときにストーカーか?と思うほどに絡んでいくのですが、

リャンハはヘラヘラとした態度をとったかと思いきや、突然真に迫る質問をしたり予測のできない行動をしたりと、そのつかみどころのなさにシャトーならずとも翻弄されっぱなしに。そんなリャンハは下野さんのギャップが堪能できると、さらなる沼に落ちるファンが多いのだそう。

それではアニメ『殺し愛』でリャンハを演じる下野紘さんの、ギャップと振り幅が詰まったおすすめのシーン・セリフをご紹介していきましょう。

その瞬感、空気が変わる! 下野さんの演技の振り幅がすごい

心外だなぁ

君に構ってもらうための口実なんだけど

それに、僕みたいな支援者(パトロン)、そうそういないよ?

もう少し丁重に扱ってほしいなぁ

なぜ自分に構うのか、冷やかしなのかと尋ねるシャトーに、リャンハが告げたセリフ。

それまでの飄々とした態度から一変、緊迫感のある張り詰めた雰囲気に。殺し屋という側面を持つリャンハの「底知れない怖さ」を感じさせるシーンです。一気にトーンの変わる下野さんの声のギャップにドキッとさせられます。

ピアス跡あるじゃん

アクセサリーを「くだらない」と言い切るシャトーに、すっと手を伸ばしたリャンハがシャトーの耳元の髪をかきあげて発する一言。

いきなり距離を詰めてくるスマートさと、艶のある声に思わず落ちてしまいそう……!

ねぇ、君が僕に期待しているものって、本当はなに?

賞金首であるリャンハの存在を警戒しながらも拒まないシャトーに対して問いかけるリャンハ。

それまでの明るい空気から一変、ぐっとトーンの低い、相手の心を見透かすような冷酷な声色が映えるシーンです。

「本当に下野さん?」と戸惑ってしまうほど、クールな声が魅力的。

本当に、残念

過去の因縁からリャンハを狙うホー(CV:前野智昭さん)。

ホーの恨みを知りつつ、わざとホーの慕っていた兄貴分の名を出して挑発するリャンハ。己の強さへの確信を持っているからこその余裕を感じさせる一言です。

それは困る

僕が困る

家族を人質に取られ、絶望的な状況に生きることを諦めかけるシャトーに発するセリフ。

常に冷静で本心を悟らせないリャンハがとっさに漏らした一言は、彼の本音が垣間見える名シーンなのでは。

このギャップは沼ァ……!! 確かな演技力に裏打ちされたリャンハの魅力

下野紘さんの知名度を上げたのは、まさにハマり役とも言えるアニメ『鬼滅の刃』の我妻善逸役。

他にも下野紘さんが演じるキャラといえば、『うたの☆プリンスさまっ♪』の来栖翔や『進撃の巨人』のコニー・スプリンガーのように、感情表現が豊かで明るくコミカルなキャラがあがるのではないでしょうか。

アニメ『殺し愛』のリャンハは、今まで下野さんが演じてきた感情豊かで明るいキャラとは一味違う、二面性のあるミステリアスなキャラクター。

アニメ『殺し愛』のオフィシャルインタビューでは下野紘さん自身も「あまり演じたことのないキャラクターで、リャンハを演じるのは緊張した」と語っています。

しかしシャトーに対してのデレデレなアプローチやコミカルなやり取りと、殺し屋のミステリアスでクールな演技とのギャップは流石の一言。

下野紘さんの演技力がさらにリャンハのミステリアスな魅力を引き立てています。

シャトーとリャンハの関係性はもちろん、アクションシーンやサスペンス要素もあり毎話続きが楽しみなアニメ『殺し愛』。

敵対し合っているはずの2人の関係が、どう発展していくのかも気になるところです。

下野紘さんの演技力とギャップが満載の『殺し愛』から目が離せません!

作品情報

TVアニメ『殺し愛』

■スタッフ

原作:Fe

監督:大庭秀昭

シリーズ構成・脚本:久尾歩

キャラクターデザイン:佐藤陽子

サブキャラクターデザイン:小林利充

総作画監督:佐藤陽子・小林利充

アクション作画監督:才木康寛

3D・プロップデザイン:杉村友和

美術監督:黛昌樹

色彩設計:山上愛子

撮影監督:伏原あかね

編集:木村佳史子

音響監督:髙桑一

音響効果:和田俊也

音響制作:ビットグルーヴプロモーション

音楽:吉川慶

音楽制作:TOY’S FACTORY

音楽制作協力:ミラクル・バス

アニメーション制作:プラチナビジョン

製作:殺し愛製作委員会

■キャスト

シャトー・ダンクワース:大西沙織

ソン・リャンハ:下野紘

エウリペデス・リッツラン:堀内賢雄

ジム:天﨑滉平

ホー:前野智昭

ジノン:村瀬歩

ニッカ:森田成一

ミファ:日笠陽子

ドニー:大塚芳忠

■アニメ『殺し愛』公式サイト(https://love-of-kill.com/)

■アニメ『殺し愛』公式Twitter(https://twitter.com/LoveofKill_info)

(C)2022 Fe/KADOKAWA/殺し愛製作委員会

© 株式会社マレ