草川拓弥、篠田麻里子、髙田延彦が「クロステイル ~探偵教室~」で鈴鹿央士と共演

フジテレビ系で4月9日にスタートする、鈴鹿央士が主演を務める連続ドラマ「クロステイル ~探偵教室~」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)のレギュラーキャストが決定。超特急・草川拓弥、篠田麻里子、髙田延彦ら個性的なメンバーが顔をそろえる。

本作は、「半沢直樹」(TBS系)で平成ドラマ最高視聴率を達成し、「下町ロケット」(TBS系)や「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)など数々のヒット作を生み出した脚本家・八津弘幸氏によるオリジナル作品。タイトルの「クロステイル」とは、「接近して尾行する」という探偵用語で、探偵学校を舞台に、浮気、不倫、盗聴、盗撮調査などの未知なる世界に挑む“探偵の卵”たちの成長をリアルかつスリリングに描く。さらに、堀田真由、檀れい、板尾創路が共演する

草川が演じるのは、ホストをしながら主人公・飛田匡(鈴鹿)が入学する「ジョーカー探偵学校」に通う生徒・藤巻敦也。探偵に求められる人間洞察力のスキルをホストに生かそうと入学し、お調子ものだが、ポジティブな能天気さが、時にクラスメイトの救いになることも。実は、家庭の事情で幼少期に苦労した経験があり、「人生はそんなもんだ」と言い聞かせて、軽いキャラに徹することで、心の闇を隠しているような側面がある。

「台本を読むと、藤巻はアクセントになる位置づけで、視聴者の方にとっても、何だコイツとか面白がられたりする役のようです。お調子者でもありますが、それは一種の自己防衛だったりするので、話が進んでいくと、より藤巻の深みが分かっていただけると思っています」と役柄を紹介する草川は、「オリジナル作品だったので、髪型や髪の色を提案しました。探偵学校でキャストが勢ぞろいした時、何か一つ藤巻ならではのパンチがほしいなと思い、明るい色に挑戦してみました」とこだわりを明かす。そして、「探偵が軸にある物語ですが、人の心に寄り添う愛が一番のテーマだと思っています。すごく大変ないまの世の中に、視聴者の方の心に寄り添える、温かい作品になると思います。またこのドラマを通じて、人の心に寄り添えるような温かい人たちがもっと増えたらいいなと思っています」とコメント。

同じく、「ジョーカー探偵学校」の生徒である堀之内純子に扮(ふん)する篠田は、「私が演じる純子さんは『男なん』とか、『男ってばかみたい』というセリフが多いのですが、男性を巡ってすごく傷ついた部分があり、それを自分の中で解決するために、探偵になろうとしている女性。一見すごく気の強そうな女性に見えるのですが、すごくピュアで一生懸命で、自分の傷ついた過去に向き合っている正義感ある女性かなと思います」と分析。初共演の鈴鹿については、「本当にかわいいというか、アニメのキャラクターのような男の子という印象でした。でも実際会ってみると、自分の意見や、自分の感覚がすごくある方だなと思いました。普段だったら見逃しそうな部分も、疑問を感じたら、自分の意思をはっきり言葉にしていて、素晴らしいなと思いました」と頼もしく感じた様子。

また、熱血指導で生徒たちに立ちはだかる鬼講師・南武辰彦役を務める髙田も、「鈴鹿さんは、すごくかわいくてね。フレッシュでピュアで、無垢な印象ですね。いざ監督の声がかかるとカッとスイッチが切り替わる、それがすごいなと。やっぱりプロだよね。今度、演技指導をしてもらおうかなと、思っています」と称賛。続けて、「南武は、年齢やキャラクター、言葉の使い方など、髙田の私生活にリンクするところがあって、俺に近いなぁという印象を受けたんですね。マネジャーに『できる、できる』とそそのかされ(笑)、妻からも『やれるんじゃないの!』と後押しがあって、お断りをしたら後悔するのかなと考えて『やらしてもらう、やっちゃえ!』と。ここにいるわけでございます」と出演の経緯を明かしつつ、「南武は、結構スパルタで、探偵という職業に対しては非常にストイックですね。昭和のおっかないリーダーみたいな。そのくせまだ中間管理職というか、上には上がいて、ちょっと挟まれながらも自分のスタイルを貫くという…。私生活でも、おそらく嫁さんの下には敷かれて
いるんだけど、まぁ、豪快・豪傑な部類に入るのかなと思っています」と魅力を伝える。

ほか、探偵学校の生徒役に福山翔大、伊藤正之、遊佐亮介、探偵学校の講師役に冨樫真、主人公の母親役に山口香緖里が配されている。

なお、主題歌は、都会的なポップサウンドを奏でる6人組ツインリードボーカルバンド・Penthouseの「流星群」に決定している。

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