県内初の夏日 春の陽気 サクラの状況は? 広島

16日の県内は、待ちわびていた春の訪れを通り越し、各地で最高気温が20℃を超える陽気となりました。

安芸太田町加計では最高気温が26.3℃と今年初の夏日に。3月としては観測史上最高値を記録しました。

17日は16日ほどは気温が上がらない予想ですが、それでも平年より5度以上高いところが多いということです。

春の陽気に包まれ気になることといえば…

縮景園に訪れている人「春めいた縮景園を見たいなと思って。サクラがどのくらい咲いているか観察にきました」

午後1時広島地方気象台の職員が縮景園を訪れ、ソメイヨシノの標本木の状況を確認しました。

開花宣言の条件は5輪以上の花が咲くことですが16日はゼロ。

広島地方気象台 薬師寺功さん「数日後ということなんですけど、ただ今週末に寒気が入るので、それより遅くなる可能性もあります」

一方、福山市の桜の名所では

寺田琢哉記者「ぼんぼりが設置されるなど花見の準備が進んでいますが、福山城公園では飲食の自粛が呼びかけられています」

福山城公園に設置されたのは、花見での飲食自粛を求める看板。

新型コロナの感染拡大防止のため3年連続での要請となりました。

福山市は多くの人出が予想される福山城公園では飲食・宴会の自粛を、そのほかの公園などではアルコール類を控えての花見を呼びかけています。

福山城公園のソメイヨシノはまだつぼみですが、来週末ごろには見ごろを迎えるとのことです。

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