嵐の初のライブフィルム、日米同時イベント上映が決定。松本潤「この映画が世界の誰かの彩りになってくれたら」

2021年度の実写映画興行収入1位の大ヒットを記録した、嵐にとって初めてのライブフィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」が、全米公開となる3月22日に、日米同時イベント上映を開催することが決定。限定のポスタービジュアルが公開された。

本作は、18年11月~19年12月にかけて行われた嵐の20周年のライブツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の最中である、19年12月23日に、東京ドームにて堤幸彦監督によって映画用に撮影されたもの。5万2000人の観客が5人と一緒に見た景色を125台のカメラで余すことなく記録した嵐の初のライブ映画だ。ライブフィルムとして国内興行収入1位を獲得したのは史上初の快挙で、同時に国内アーティストのライブフィルムでも歴代興行収入1位を記録したことで大きな話題を呼んだ。その結果、国内のドルビーシネマでは、21年11月3日の先行公開から22年3月14日まで、延べ132日上映と、国内のドルビーシネマ上映作品の最長記録を更新するロングラン上映が続いている。

日米同時イベント上映は、日本国内では全国公開時の劇場200館を超える217館で実施され、うちわ、タオル、ペンライト、サイリウム、ハンドクラップ、振り付けOKの無発声応援上映を開催。映画を見ながらライブ会場にいるような臨場感や一体感を楽しむことができる。なお、ドルビーシネマ劇場では、無発声応援上映ではなく、通常上映。

また、アメリカでは、米最大手の映画興行チェーンであるAMC系列で、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントン、ボストンなどの主要都市を含め、120館以上のドルビーシネマでの上映を予定。すでに、ロサンゼルス、ニューヨークではほぼ満席になる劇場もあり、アメリカでの嵐の人気がうかがえる。さらに、翌23日には、嵐がデビューしたゆかりの地でもあるハワイでも上映が決定。ハワイを拠点とする主要映画チェーンのConsolidated Theatersの劇場6館で公開となる。

そして、今回のイベント上映を記念して、限定ポスタービジュアルが公開。次の舞台である世界へと羽ばたく5人の姿を象徴し、これまでのブルーを基調としたポスターメージから、赤をメインカラーとしたこの日限りの特別な限定ビジュアルに一新。「Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ」のワンカットで、5人が会場を見据えてエネルギッシュなダンスを披露する瞬間が「走りだせ、新たな景色へ」のコピーとともに映し出されている。衣装は、Ground Y(ヨウジヤマモト)が手掛け、ダンスで魅せるコーナーが映えるような軽やかな素材が使用されている。

ライブの総合演出を手掛けたメンバーの松本潤は「嵐のライブフィルムが、日本を越えて、たくさんの地域での公演を経て、このたびアメリカで公開されることになりました。3月22日はアメリカの135館の劇場と、あらためて日本国内217館の劇場で上映が決まりました。時間と場所を越えて、また一つの夢の続きが…。僕ら5人とファンのみんなで作り上げたこのコンサート映画を同じ日にそれぞれの場所で見てもらえるなんで、本当に幸せなことだと思います」と喜びを明かす。また、「1999年にハワイで結成し、2014年のコンサートを経て、映画としてもう一度ハワイへ。思い出の詰まった地で、嵐の20年を詰め込んだ作品を届けられることにとても意味を感じています」と感慨深げに語る。そして、あらためて「大変な状況が続く中、この映画が世界のどこかにいる誰かの、ほんの少しの彩りになってくれたら。こんなにうれしいことはありません。楽しんでいただけたら!」とメッセージを寄せている。

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