宮城県からウクライナを支援 涌谷神社・御朱印の頒布 仙台市・募金箱を設置

ロシアがウクライナに軍事侵攻してから3週間が経ちます。

今も激しい攻撃が続くウクライナを支援しようと、宮城県涌谷町の神社に数量限定の御朱印が登場しました。

PRAY FOR PEACE

平和を祈る言葉とともに、青と黄色で表現されたウクライナの国土と平和の象徴・鳩。 涌谷町の涌谷神社で11日から配られている特別な御朱印で、ウクライナの子どもの支援や医療に役立ててもらおうと、涌谷町にある黄金山神社で作られたものです。

頒布を始めてから仙台や沖縄など各地から多くの参拝客が訪れ、14日までの4日間で用意した200枚が全て無くなり、追加で用意しました。

参拝客「戦争で傷ついた方々に、少しでも支援したいという気持ちで参りました」

御朱印をデザインした黄金山神社一條裕太郎禰宜「一人一人にできることは限りはあると思いますが、この御朱印を受けていただいた方々が一人一人メッセージを持ってウクライナに届けていただいて、それが支援の輪として広がっていければと願っております」

初穂料は1000円で、集まったお金は支援団体を通じてウクライナに贈られます。

一方、仙台市は16日、ウクライナの人たちを支援しようと市役所の1階や各区役所、市内の社会福祉協議会など計13カ所に募金箱を設置しました。

仙台市健康福祉局社会課西山祥子課長「ウクライナの方々の状況に心を痛めている方も多いのではないかと思うので、皆さまのお気持ちをご支援という形で表していただけたら」

募金は5月31日まで受け付け、日本赤十字社を通じてウクライナに届けられます。

食品や医療品などの物資のほか、現地や周辺国での救援活動に充てられるということです。

© 株式会社東日本放送