中島健人「恋愛って人を強くしますよね」 松本穂香は苦労語る 「桜のような僕の恋人」特別映像

3月24日よりNetflixで配信される、宇山佳佑の同名恋愛小説の映画化作「桜のような僕の恋人」から、主演の中島健人と、難病に冒されてしまうヒロイン役の松本穂香が、役とどのように向き合ったのかを語る特別映像が公開された。

特別映像は、本編、メイキング、インタビューで構成されている。読書好きで、書店巡りをしている最中に本作の原作と出会ったという晴人役の中島健人は、「僕自身が大ファンであった『桜のような僕の恋人』の実写映画に出演させていただいていることが、人生で1番ラッキーな瞬間かもと思いました」と、オファーが届いた際の喜びを明かしている。

“人の何十倍もの速さで老いていく”難病に冒されるヒロインの美咲を演じる松本穂香は、「最初はキラキラしたところから始まるんですけど、早老症と言う病気にかかってしまい、心は20代の女の子なんだけど、見た目は90歳になってしまって、演じていても辛いところではありました。晴人くんと出会って、夢を目指している2人なので一緒にいると全部が良い方向に開いていくような、そういう存在だったと思います」と、本作で演じた苦労とともに晴人と美咲の関係について語っている。

さらに中島は、「恋愛って人を強くしますよね。この作品によって今まで泣けないことも多かった自分が、こんなにいい涙に出会えるなんて」と、中島自身も俳優としての新境地となったことを明かしている。

本作のメガホンをとった深川栄洋監督は、「誰もが経験したことがあるような人を愛する物語で、全世代の鑑賞に堪えるというか、僕ら歳をとった45歳は響きあうし、もっと上の先輩は若さに涙する」と、本作の魅力について語っている。

「桜のような僕の恋人」は、2017年に発売された宇山佳佑の同名小説を原作とした作品。恋愛小説として話題を呼んだ原作は、発行部数50万部を超える大ヒットとなった。「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症した美容師の有明美咲と、諦めかけていたカメラマンへの夢をかなえるようとする朝倉晴人が、同じ速度で歳月を重ねることができない現実に対して出した“二人の歩み方”を描く。かねてより原作ファンを公言していた中島が主人公の朝倉晴人を演じ、有明美咲役を松本穂香が務める。「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」などの深川栄洋監督がメガホンを取る。

【作品情報】
Netflix映画「桜のような僕の恋人」
2022年3月24日(木)Netflixにて全世界同時配信

© 合同会社シングルライン