全長2.7メートル!リュウグウノツカイ、国頭の海岸で発見 深海魚なのになぜ?

 【国頭】国頭村鏡地の海岸で14日午前、深海魚リュウグウノツカイ(竜宮の使い)が打ち上げられているのが見つかった。

 全長約2.7メートル。見つけたのはうるま市の自営業、照屋修聖(しゅうせい)さん(58)と妻の初美さん(58)。修聖さんは「最初はウツボだと思ったが、赤いひれやとさかのような物があり、テレビで見たリュウグウノツカイだと分かってびっくりした」と話した。

 リュウグウノツカイは蛇のように細長い胴、頭から伸びる赤いひれなどが特徴。人前に姿を現すことはほとんどない深海魚だが、県外では過去に日本海側を中心に打ち上げられたこともある。

 現場を確認した美ら島財団総合研究センター動物研究室の岡慎一郎室長は「詳しい調査をしておらず、なぜ打ち上げられたのかは分からない」と話した。

(松堂秀樹)
【関連記事】
▼「マグロが海に落ちている」ドライブの夫婦が発見、素手で生け捕り
▼【写真特集】沖縄の巨大な生き物たち 見た!釣った!捕まえた!
▼176cm、長~~い「ヘビ」捕まえた! 口から出ていた「長いもの」は?
▼いけすの水ぜんぶ抜いたら…7.9キロ巨大スッポン!ニッポンイチ申請へ
▼巨大ウツボ捕ったどー なんと190センチ 格闘4度目にして

© 株式会社琉球新報社