ザ・ローリング・ストーンズ エリザベス女王にならいウクライナ支援団体に多額の寄付

ザ・ローリング・ストーンズがウクライナでの救援活動を支援している。イギリスの災害緊急委員会(DEC)によるウクライナ人道救援の基金にエリザベス女王に倣い多額の寄付をしたかたちだ。

DECのサレハ・サイードCEOはザ・サン紙にこう話す。「ザ・ローリング・ストーンズ、そして我々が募る基金に寄付してくれた全ての人々に厚く感謝を申し上げます。現在募金には1億7500万ポンド(約271億円)が寄せられました」

ちなみに同バンドの寄付金額については明らかになっていない。

DECは今月エリザベス女王からの寄付をツイッターを通して明らかにしていた。「災害緊急委員会を支援し続けて下さいます女王陛下に大変感謝しております。DECのウクライナ人道救援基金に多くの寄付をしていただきました」

イギリス王室は原則として政治的に中立な立場を取っており、今回異例となったウクライナへの支援について、ある王室関係者はこう話していた。「これはロイヤルファミリーにとって稀な事です。通常は政治と距離を置き、金銭的な援助をすることはありません」

同基金には女王の長男チャールズ皇太子とその息子ウィリアム王子も寄付をしている。

(よろず~ニュース編集部)

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