佐賀県が世界初の海苔コミック誌発表 海苔グラビア、付録に本物の海苔、梶裕貴と石川由依の対談も

佐賀県は17日、「漫画週刊誌の日」にあわせて名産品の「佐賀海苔」を主役にした46作品の漫画を収録した世界初の海苔コミック誌「藻刊(そうかん)サガノリ」を発表した。同誌は非売品。佐賀県グルメ公式ツイッターで100人にプレゼントするキャンペーンを開始した。

北海道・東北編では北海道(バター)・青森(マグロ) ・岩手(わんこそば) ・宮城(ほや)・秋田(いぶりがっこ) ・山形(だし) ・福島(日本酒)と〝対決〟
関東編では茨城(納豆)・栃木(いちご) ・群馬(キャベツ) ・埼玉(せんべい)・千葉(醤油) ・東京(もんじゃ) ・神奈川(しゅうまい)・山梨(ワイン) ・長野(野沢菜漬)と〝対決〟
北陸・東海編では新潟(餅)・富山(ホタルイカ) ・石川(カレー) ・福井(油揚げ) ・岐阜(五平餅) ・静岡(桜海老)・愛知(天むす) ・三重(伊勢海老)と〝対決〟
近畿編では滋賀(近江牛)・京都(湯豆腐) ・大阪(たこ焼き) ・兵庫(そうめん)・奈良(奈良漬) ・和歌山(梅)と〝対決〟
中国・四国編では鳥取(豆腐ちくわ)・島根(しじみ) ・岡山(桃) ・広島(牡蠣) ・山口(瓦そば)・徳島(鯛&すだち) ・香川(うどん)・愛媛(みかん寿司) ・高知(カツオ)と対決
九州・沖縄編では福岡(明太子)・長崎(ちゃんぽん) ・熊本(馬刺し) ・大分(とり天)・宮﨑(冷や汁) ・鹿児島(薩摩揚げ) ・沖縄(ポークたまごおにぎり)と〝対決〟

県は昨年12月、新型コロナ禍で海苔の消費量が落ち込む中、県の特産品である佐賀海苔の生産者・販売店を応援するため、県の情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、名産品の魅力である〝食べ合わせ力〟を最大限にアピールする「佐賀海苔主役祭り(さがのりしゅやくまつり)」を始動。普段は食卓の“引き立て役”と思われがちな海苔が“主役”となって、全国46都道府県のご当地食材と脳内世界でストーリーを繰り広げる妄想グルメ漫画を作成。恋愛・バトル・スポーツ・SF・ファンタジーなど幅広いジャンルを展開することで、佐賀海苔の多彩な魅力を描き、SNSで話題になっていた。

佐賀海苔に特に詳しい佐賀県水産技師が全46作品の漫画を熟読し、推し海苔ランキングを作成
キャラデザインの資料を公開
魅力的な相方キャラクターたちを紹介
声優の梶裕貴、石川由依のインタビュー

「藻刊サガノリ」では、妄想グルメ海苔漫画46作品に加え、海苔漫画制作の裏側に迫るコンテンツ、海苔グラビア、動画で声優を務めた梶裕貴、石川由依のインタビュー記事を展開。また、特別付録には漫画と一緒に楽しむため、本物の「佐賀海苔」が付いている。

キャンペーン応募期間は3月24日まで。なお、同誌は佐賀県立図書館で閲覧することができる。

特別付録・佐賀海苔の台紙
前代未聞!本物の佐賀海苔が特別付録に
プロジェクト担当の佐賀県職員が勝手に読者を代表して、漫画の感想を書き連ねたアンケートを作成
200ページを超えるボリューム
佐賀海苔主役祭りTHE WEB MOVIEでは佐賀海苔役の梶裕貴さん、相手役の石川由依さんの迫真の演技に注目

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社