独立後も仕事が好調な森田剛

俳優の森田剛が今月12日、都内で行われた主演映画「DEATH DAYS」(長久允監督)の公開記念舞台挨拶に、女優の石橋静河らと出席したことを、各メディアが報じた。

同作は、森田が妻で女優の宮沢りえと立ち上げた事務所「MOSS」の第一弾コンテンツとして制作された短編映画。

生まれた時から自分が死ぬ日(デスデイ)を知っているが、それが何年にくるのかは分からないという世界で暮らす主人公の生きる姿が描かれている。

森田は撮影を振り返り、「石橋さんとのシーンで、どんどん楽しくなっちゃうのはダメって長久監督からダメ出しされて、めっちゃ難しいと思った」と撮影を振り返った。

また、「もし自分DEATH DAYが分かっていたら何をして過ごす?」との質問に森田は、「1人は嫌だから誰でもいいから死ぬ瞬間を誰かに見ていて欲しい」とさみしがりやな一面をのぞかせたという。

「有村架純の主演映画『前科者』で演じた元受刑者役でも好演をみせていた。俳優としての演技にますます磨きがかかっている印象で、どのタイミングで妻の宮沢と、2人が得意のフィールドである舞台で共演するのかが注目される。ジャニーズ事務所から独立後も仕事は順調」(演劇担当記者)

森田はすでに、堤真一、伊藤蘭らと舞台「『みんな我が子』―All My Sons―」(5月10~30日に東京・Bunkamuraシアターコクーン)への出演が決定。

第2次世界大戦後の一見円満そうな、とある家族の葛藤と崩壊を描く同作。森田は、アメリカの片田舎に暮らすケラー家の長男のクリス役を演じるが、「役者人生において大きく変わるタイミングに、この作品に出会えたことをうれしく思っています」とコメントを寄せている。

© 株式会社ジェイプレス社