報道機関の女性記者にセクシュアルハラスメントをしたとして、神奈川県警が捜査1課に所属する男性警視(50)を本部長注意としていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、警視は2019年8月、海老名市内で女性記者らと飲食した後、カラオケ店への移動中に女性記者の肩に手を回してキスを迫った。カラオケ店内でも女性記者の手を取り、自身の口元に近づけるなどしたという。警視は当時、県西部の署に勤務していた。
女性記者が所属する報道機関から21年8月に県警へ連絡があり、監察官室が調査していた。
同室は「公表案件ではないので、コメントは控えたい」としている。