デフ・レパードの7年振りの新作アルバム5/27に発売決定

Photo by Anton Corbijn

ロック界のレジェンドのデフ・レパード(Def Leppard)は、12枚目となるフル・アルバム『Diamond Star Halos』(ダイアモンド・スター・ヘイローズ)を2022年5月27日にリリースすることを発表した。2015年『Def Leppard』以来の新作となる。

アルバムは1CDデラックス、1CD通常盤が日本盤で発される、2枚組LP、デジタルなど複数の形態にて発売予定(CD、デジタル以外は輸入盤のみ発売)。また、この新作発表にあわせて先行シングル「Kick」が公開となった。

<YouTube:DEF LEPPARD – “Kick” (Official Audio)>

先行シングル「Kick」は、音楽の中に練り込まれたドライヴのきいたギターと派手なドラムが弾みをつけて、聴く者をスタジアム規模の大熱狂の渦に取り込んでいくようなアンセム曲。そして、歌のサビには摩天楼のような高音のヴォーカルと特徴的なメロディというデフ・レパードのヒット曲につきものの要素がすべて備わっている。

『Diamond Star Halos』のアートワークは、アルバム自体がひとつの芸術作品だ。そのデザインは、過去の彼らの有名アルバム・ジャケットの血統を受け継ぎ、一目でそれとわかるものになっている。世界的に有名な写真家であり、監督でもあるアントン・コービンのアイデアで、スタイリストにマリャム・マラカポアー、そしてグラフィックにイギリスを拠点に活動するマンデン・ブラザーズを起用したこのデザインは、まさに現在の彼らの目を通して、彼らがバンドから受けた影響を表現した作品となっている。

デフ・レパード『Diamond Star Halos』1CDデラックスジャケット写真

アルバムの発売後、デフ・レパードはモトリー・クルーと共に36都市を回るスタジアム・ツアーに出る。スペシャル・ゲストはポイズンとジョーン・ジェット。

この2年間、デフ・レパードは『Diamond Star Halos』を3か国で同時にレコーディング。ジョーはアイルランド、サヴはイギリス、そしてフィル、ヴィヴィアン、リックはアメリカにいたからだ。時間の制限や決められたスケジュールに縛られない中で、彼らはありったけのエネルギーを注ぎ込み、昔ながらの精神に今の熱意をミックスさせて15曲の意義ある楽曲をつくり上げた。

テーマ的には、彼らが最初に影響を受けたデヴィッド・ボウイ、T・レックス、そしてモット・ザ・フープルなどのアーティストの方向性を追求した。アルバムのタイトルはT・レックスの「Get It On」で歌われている歌詞「You’ve got a hub cap diamond star halo」からとったものだ。

彼らはこの旅路に自分たちだけで乗り出したわけではなかった。グラミー賞を幾度となく受賞している有名アーティストのアリソン・クラウスが、とても特徴的な天使の歌声を「This Guitar」と「Lifeless」で聴かせてくれている。そして、デヴィッド・ボウイのピアニストだったマイク・ガーソンも「Goodbye For Good This Time」と「Angels」に参加している。

Written by uDiscover Team

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デラックス(左)、通常盤(右)

**デフ・レパード『Diamond Star Halos』
**2022年5月25日発売

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