腸を動かしてガス抜き!うつ伏せでお腹すっきり「朝の快便ストレッチ」

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

先週に引き続き、便秘を改善するためのストレッチをご紹介します。

お腹に溜まったガスを抜くには?

なかなかお腹がすっきりしないとき。「お腹が張って苦しい…」と感じるのは、便と一緒に「ガス」も溜まっているからです。

しかも、このガスがなかなか厄介!ガスが抜けないと腸のぜん動運動が鈍くなり、スムーズな便の排泄の妨げとなります。つまり、まずはガスを抜くことが、すっきりお腹への近道です。

そこでオススメしたいのが、うつ伏せの状態で腹部に圧をかけるストレッチ。

腸内に溜まったガスは、腹部をねじる動きや伸ばす動きでも移動するのですが、うつ伏せになって圧をかけてあげると、よりスムーズに排泄させることができると言われています。

さらにうつ伏せのストレッチなら、起床後のベッドの上でも簡単におこなえるので、毎朝の習慣にもしやすいですよ。

それでは早速、ストレッチをおこなっていきましょう。

うつ伏せでガス抜き!腸が動いてお腹すっきり「朝の快便ストレッチ」

1) うつ伏せになり、肩の下にひじをついたら上体を起こす。この状態で呼吸を5回繰り返す。

※ 足は、腰幅程度に開いておきます

2) 左肩を内側に入れ込むようにして、上体を右側に向ける。呼吸を5回繰り返す。

※ 左右の骨盤が床についた状態を保ちます

3) 右肩を内側に入れ込むようにして、上体を左側に向ける。呼吸を5回繰り返す。

※ 首に負担がかからないように、あごは軽く引いておきましょう

吸う息でお腹を膨らませ、吐く息で薄くへこませながら、(1)~(3)のストレッチを2~3回繰り返します。

4) 余裕のある朝は、肩の下に手をついてひじを伸ばし、上体を反らすストレッチ(呼吸を5回繰り返す)で、腹部を縦に引き伸ばす。

※ 腰に痛みがある方は、無理におこなわないこと

5) ストレッチの終わりには、お尻を後ろに引いてかかとに乗せ、額を床につけるポーズ(呼吸を5回繰り返す)で、反らせていた腰の緊張を緩める。

※ 腹部に圧迫感がある方は、ひざを左右に開きましょう

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いかがでしたか?

朝は、ガスを抜いて、腸を動かす!これを朝の新習慣にしてみてはいかがでしょうか?ぜひ、試してみてくださいね。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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