市民の空間 アートで彩り 小山「まちのプロムナード」

柵に絵を描く須磨さん(手前)と横山さん

 【小山】中央町2丁目の民有地を市が借り上げて昨年整備したイベントスペース「まちのプロムナード」を市民に愛される空間にしようと、市地域おこし協力隊の横山賢(よこやまけん)さん(38)は12、13の両日、画家を招き、スペースを囲む柵にアートを施した。

 招待した画家は、「すまあみ」のアーティスト名で壁ペインターとして活動する須磨阿弥(すまあみ)さん(45)=東京都世田谷区。ボランティアで参加した人たちと共に、長さ約43メートル、高さ約1.6メートルの木製の柵をピンクや緑などに塗って花や動物などの絵を添えた。

 須磨さんは「子どもと一緒に作品を作るのが好きで協力した。みんなに絵を見てもらえたらうれしい」と話した。27日にはプロムナードの柵に絵を描く子ども向けのイベントを開催する予定。

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