完全無法地帯アメリカからメキシコへ脱出せよ シリーズ最新作「フォーエバー・パージ」公開決定

シリーズ累計世界興行収入が500億円を超える「パージ」シリーズの最新作「フォーエバー・パージ」が、5月20日より劇場公開されることが決まり、予告編が公開された。

移民増加が深刻な社会問題となったアメリカ。政府は対策として、殺人を含むすべての犯罪が12時間だけ合法になる“パージ”を復活させる。命からがら恐怖の一夜をやり過ごした人々だったが、“パージ”に乗じて人種差別主義の過激派組織が暴走。終わりのない“無限パージ”に突入し、アメリカ全土が無法地帯と化してしまう。そんな中、メキシコ政府は6時間に限り国境解放を宣言。メキシコからの移民夫婦は雇い主の一家と国境を目指すが、道中で出くわした過激派の一団に追われてしまう。

製作を務めるのは、「ゲット・アウト」「透明人間」などの製作会社ブラムハウス・プロダクションを率いるジェイソン・ブラムと、「トランスフォーマー」「アルマゲドン」などで知られるマイケル・ベイ。移民夫婦の妻アデラ役を「アーミー・オブ・ザ・デッド」などのメキシコを代表するスター女優アナ・デ・ラ・レゲラ、ホアン役を「闇の列車、光の旅」などのメキシコ出身俳優テノッチ・ウエルタが務める。ほかに、ホアンが働く農場を経営するタッカー一家の長男ディラン役にジョシュ・ルーカス、ディランの父ケイレブ役をウィル・パットンが演じる。

公開された予告編は、”パージ”が発令によって恐怖の一夜をやり過ごす人々の姿から始まる。初めてパージの夜を終えたメキシコ移民の夫婦アデラとホアンだったが、アデラが怪しげなウサギマスクの男たちに襲われる。暴徒たちは、終わることのない“無限パージ”を高らかに宣言。瞬く間にアメリカ全土が無法地帯と化し、人々が逃げ場を失う。アデラとホアンは、仲間とともに国境を解放したメキシコへ向かうが、移民を差別する過激派に追われてしまう。

本シリーズでおなじみの独創的なデザインのマスクで恐怖をあおる暴徒たちの姿が見られるほか、極限の状況下で巻き起こる緊迫感あふれる展開、派手な銃撃戦やカーチェイスも描き出されている。

【作品情報】
フォーエバー・パージ
2022年5月20日(金)TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
配給:パルコ ユニバーサル映画
© 2021 UNIVERSAL STUDIOS

© 合同会社シングルライン