那覇国際コンテナの福島新社長が抱負 「使いやすい港づくり目指す」

 那覇港公共国際コンテナターミナルを管理・運営する那覇国際コンテナターミナル(NICTI)の新社長に、三井倉庫神戸支店長の福島則之氏が4月1日付で就任する。三井倉庫(東京)がNICTIに関わるようになって初の県内に常駐する社長となる。

 福島氏は17日、現社長の若野英樹氏(三井倉庫常務)とともに県庁を訪れ、那覇港管理組合管理者の玉城デニー知事と面談した。福島氏は面談後、「今まで培ってきたノウハウを生かし、使いやすい港づくりを目指す」と抱負を述べた。

 玉城知事は「新たな沖縄振興計画の将来像には物流が重要だ。人流と物流の相乗効果を高める取り組みを展開したい」と述べた。

 3月末で社長を退任する若野氏は「新型コロナウイルスの影響で物流の混乱もあったが、新たな取り組みもでき、前向きに考えたい」と述べた。

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