地元小学生が参加のワークショップ開催、能登ヒバ使用の椅子を共同制作/ダイナム

ダイナムは3月11日、石川県かほく市立金津小学校にて「椅子づくりワークショップ」を開催した。ワークショップには金津小学校の児童10名を中心に、金沢星稜大学、地元企業、社会福祉協議会、NPO法人等、合計7団体が参加し、地元産の「能登ヒバ」を使用した椅子50脚を制作した。制作した椅子は卒業記念品として、かほく市こども屋内運動施設「あそびの森 かほっくる」へ寄贈した。

今回のワークショップは、⼦どもたちが楽しみながらSDGsへの理解を深めるとともに、卒業に向けた思い出づくりの機会を提供することを目的に開催。地元企業(株式会社沢野建設工房)の職人による技術指導のもと、地元産の能登ヒバを使用した椅子を共同制作することで、職業教育と環境教育の両面につなげた。なお、完成した椅子は、年間約6万人が市内外から来場するこども屋内運動施設「あそびの森 かほっくる」に寄贈し、今後の子育て支援活動に役立ててもらう。

活動に参加した金沢星稜大学人間科学部の西村教授は、「金津小学校の子どもたちを主役にしながら、取り組みを通じて大学生や大人たちも立場や所属団体の垣根を越えて、互いにSDGsについて学び、実践する機会となった」とコメント。また、作品の寄贈先である「あそびの森 かほっくる」の西田館長は、「この度は地域の小学校・企業の皆さまのご協力により、手づくりの椅子を寄贈いただきありがとうございました。今回の取組みで色々な方々と力を合わせることができると学びましたので、地域の施設としてスタッフ一同今後も活かしていきたい」と感謝の言葉を述べた。

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